コマンドバー

CLIP STUDIO PAINTの各種機能のアイコンが並んでいる部分を「コマンドバー」といいます。コマンドバーの各ボタンをタップすると、各種機能を実行できます。初期設定のコマンドバーで使用できる機能は下記のとおりです。

Windows/macOS

690_interface_0001

CLIP STUDIOを開く

付属のポータルアプリケーション「CLIP STUDIO」を表示できます。CLIP STUDIOは、創作活動をサポートすることを目的としたアプリケーションです。

新規

『新規キャンバスを作成する』を参照してください。

開く

『ファイルを開く』を参照してください。

保存

『編集中のファイルを保存する』を参照してください。

取り消し

『取り消し』を参照してください。

やり直し

『やり直し』を参照してください。

消去

『描画を消去する』を参照してください。

選択範囲外を消去

『選択範囲外を消去』を参照してください。

塗りつぶし

『塗りつぶし』を参照してください。

拡大・縮小・回転

『拡大・縮小』『回転』を参照してください。

選択を解除

『選択範囲を解除する』を参照してください。

選択範囲を反転

『選択範囲を反転』を参照してください。

選択範囲の境界線を表示

選択範囲の境界を示す破線の表示・非表示を切り替えられます。

定規にスナップ【PRO/EX】

『定規にスナップさせる』を参照してください。

特殊定規にスナップ【PRO/EX】

『定規にスナップさせる』を参照してください。

グリッドにスナップ【PRO/EX】

『定規にスナップさせる』を参照してください。

スマートフォンを接続

スマートフォンを接続して、『コンパニオンモード』を使用できます。

CLIP STUDIO PAINTサポート

Webブラウザが開き、CLIP STUDIO PAINTのサポートサイトを表示できます。

メモ

タッチジェスチャー操作に対応したWindowsタブレットの場合は、通常のボタンに加えて、『タブレット』と同じボタンが表示されます。

タブレット

タブレットのコマンドバーに表示されるボタンは、WindowsやmacOSと同様です。一部タブレット独自のボタンがあります。

690_interface_0002

アプリケーションメニューを表示

『メニューを実行する』を参照してください。

すべてのパレットを表示/隠す

タップすると、表示中のパレットすべてに対して、表示・非表示を切り替えられます。キャンバスを広く使いたいときに便利です。

指とペンで異なるツールを使用

『ツール操作・タッチ操作の切り替え』を参照してください。

コマンドバー設定【PRO/EX】

PRO/EXでは、[コマンドバー設定]ダイアログを表示して、コマンドバーに機能を登録したり、ボタンを削除したりできます。[コマンドバー設定]ダイアログは、次のいずれかの操作から表示できます。

·コマンドバーからコンテキストメニューを表示して、[コマンドバー設定]を選択します。

·Windowsの場合は、[ファイル]メニュー→[コマンドバー設定]を選択します。

·MacOS/タブレットの場合は、[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[コマンドバー設定]を選択します。

コマンドバー設定ダイアログ

690_interface_0003

設定領域

設定領域を選択すると、リストの表示が切り替わります。[メインメニュー]・[ポップアップパレット]・[オプション]・[ツール]・[オートアクション]・[描画色]から選択できます。

[描画色]を選択した場合は、『色の設定ダイアログ』が表示され、コマンドバーに登録したい色を選択できます。

メモ

ポップアップパレットとは、コマンドバーの近くにパレットをポップアップ表示する機能です。

リスト

設定領域で選択した機能の一覧が表示されます。コマンドバーに追加したい機能を選択できます。

閉じる

[コマンドバー設定]ダイアログを閉じます。

追加

『ボタンの追加と削除』を参照してください。

設定

コマンドバーのアイコンや名称などを変更できます。選択した項目により、表示されるダイアログが異なります。設定方法については『ボタンのアイコンを変更する』を参照してください。

·[メインメニュー]・[ポップアップパレット]・[オプション]・[オートアクション]を選択した場合は、『アイコン設定ダイアログ』が表示されます。

·[ツール]を選択した場合は、[サブツールの設定]ダイアログが表示されます。詳しくは『サブツール名やアイコンを変更する』を参照してください。

·[描画色]を選択した場合は、[名前設定]ダイアログが表示されます。[名前]を入力して[OK]をタップすると、ツールチップに表示されるテキストが変更されます。初期設定では、色のRGB値が設定されています。

削除

『ボタンの追加と削除』を参照してください。

セパレーターを追加

コマンドバーから選択したボタンの右側に、セパレーターを追加できます。

メモ

コマンドバーのボタンをセパレーターにドラッグ&ドロップすると、ボタンの移動先に、セパレーターが作成されます。また、コマンドバーの右端にドラッグ&ドロップすると、ボタンの移動と同時に、左側にセパレーターが追加されます。

グループに挿入

コマンドバーから選択したボタンを階層化して、リストから選択した機能を追加できます。階層化については『ボタンの配置を変更する』を参照してください。

初期レイアウトに戻す

コマンドバーのレイアウトを初期状態に戻せます。初期状態に戻すと、追加したボタンが削除され、ボタンの配置が初期状態に戻ります。各ボタンに設定した画像や背景色は、引き続き適用されます。

ボタンの追加と削除

『コマンドバー設定ダイアログ』を表示しておくと、コマンドバーのボタンの追加や削除を行えます。

[コマンドバー設定]ダイアログを表示したあと、コマンドバーから、ボタンをタップします。

690_interface_0004

ボタンを追加する

[コマンドバー設定]ダイアログの、上部のプルダウンメニューから、追加したい機能の種類を選択し、次のいずれかの操作を行います。

·リストからコマンドバーに追加する機能を選択し、[追加]をタップします。

·リストから追加する機能を選択し、コマンドバーにドラッグ&ドロップします。

690_interface_0005

コマンドバーに選択した機能が追加されます。

690_interface_0006

メモ

[コマンドバー設定]ダイアログを表示しなくても、下記の項目をコマンドバーにドラッグ&ドロップすると、コマンドバーにボタンを追加できます。

·選択範囲ランチャーのボタン

·[ツール]パレットのツール

·[サブツール]パレットのサブツールグループやサブツール

また、下記の項目の場合は、コマンドバーに[Ctrl]キーを押しながらドラッグ&ドロップすると、コマンドバーに機能を追加できます。

·[オートアクション]パレットのオートアクション

·[クイックアクセス]パレットのボタン

ボタンを削除する

[コマンドバー設定]ダイアログの[削除]をタップします。

690_interface_0007

コマンドバーから、ボタンが削除されます。

690_interface_0008

メモ

·コマンドバーのセパレーターを選択した場合は、セパレーターを削除できます。

·コマンドバーの削除したいボタンからコンテキストメニューを表示して、[削除]を選択すると、コマンドバーからボタンを削除できます。

ボタンの配置を変更する

『コマンドバー設定ダイアログ』を表示したあと、コマンドバーのボタンをドラッグ&ドロップすると、ボタンの配置を移動できます。

690_interface_0009

コマンドバーのボタンを、セパレーター上にドラッグ&ドロップすると、ボタンの移動と同時にセパレーターを追加できます。

ボタンを階層化する

コマンドバーのボタンを、ほかのボタンの上にドラッグ&ドロップすると、ボタンを階層化できます。

ボタンの右側に階層を示すボタンが追加されます。タップすると、[コマンドバー設定]ダイアログで選択したコマンドを表示できます。

690_interface_0010

ドラッグ&ドロップでボタンの配置を変更する

[コマンドバー設定]ダイアログを表示しなくても、[Ctrl]キーを押しながらコマンドバーのボタンをドラッグ&ドロップすると、ボタンの配置を移動できます。

ボタンのアイコンを変更する

[コマンドバー設定]ダイアログを使用して、コマンドバーのアイコンを変更したり、ボタンに色を付けたりできます。

コマンドバーから、変更したいボタンをタップします。

690_interface_0011

[コマンドバー設定]ダイアログの[設定]をタップします。

690_interface_0012

[アイコン設定]ダイアログが表示されたら、アイコンの画像や背景色などを設定し、[OK]をタップします。なお、選択したボタンの種類により、表示される項目が異なります。詳しくは『コマンドバー設定ダイアログ』を参照してください。

690_interface_0013

選択したボタンのアイコンが、[アイコン設定]ダイアログで設定した内容に変更されます。

690_interface_0014

[コマンドバー設定]ダイアログの[閉じる]をタップします。

メモ

コマンドバー・[クイックアクセス]パレット・選択範囲ランチャーのアイコンは共通です。

たとえば、コマンドバーと選択範囲ランチャーの両方で表示しているボタンのアイコンに対して、[アイコン設定]ダイアログでデザインを変更すると、コマンドバーと選択範囲ランチャーの両方にアイコンのデザインが反映されます。

アイコン設定ダイアログ

690_interface_0015

プレビュー

アイコンのプレビュー表示です。画像ファイルの設定が反映されます。ただし、アイコンの背景色は反映されません。

画像ファイルを指定

アイコンの画像にしたい画像ファイルを読み込めます。タップすると、ファイルを選択するダイアログが表示され、アイコンの画像ファイルを選択できます。使用できる画像ファイルの形式は、BMP・JPEG・PNG・WebP・TIFF・Targaです。

アイコンを初期設定に戻す

アイコンの表示を初期設定に戻します。

アイコンの背景色

オンにすると、アイコンの背景色を設定できます。カラー表示部をタップすると、『色の設定ダイアログ』が表示され、背景色を設定できます。