Tab-mate controller【Windows/macOS】
別売の片手入力デバイスTab-mate controllerを使用すると、CLIP STUDIO PAINTの各種操作を割り当てられます。
重要 | Tab-mate Controllerは、2022年12月現在、販売終了しております。 |
Tab-Mate Controller設定
[Tab-Mate Controller設定]ダイアログを使用して、CLIP STUDIO PAINTの動作を、Tab-Mate Controllerに割り当てられます。
·Windowsの場合は、[ファイル]メニュー→[Tab-Mate Controller]→[Tab-Mate Controller設定]を選択します。
·macOSの場合は、[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[Tab-Mate Controller]→[Tab-Mate Controller設定]を選択します。
Tab-Mate Controller設定ダイアログ
A.初期化
Tab-Mate Controllerの設定を初期設定に戻せます。
B.機能設定
Tab-Mate Controllerのボタンやコントロールスティックに機能を割り当てられます。設定できる機能は、コントロールスティックとボタンで異なります。
①スティック
コントロールスティックには、次の操作を割り当てられます。
無効 | コントロールスティックに機能を割り当てません。 |
スクロール | [設定]をタップすると、[キャンバス操作の設定]ダイアログが開きます。[スクロール量]でキャンバスの移動量を設定できます。[速度を固定する]をオンにすると、一定の速度でキャンバスが移動します。 |
倒した角度に回転 | コントロールスティックを倒した方向に、キャンバスの底辺を回転できます。 |
回して回転 | [設定]をタップすると、[キャンバス操作の設定]ダイアログが開きます。 [回転量]の数値を大きくすると、回転量が大きくなります。 |
回してズーム | [設定]をタップすると、[キャンバス操作の設定]ダイアログが開きます。 [ズーム量]の数値を大きくすると、回転したときの拡大・縮小の倍率が大きくなります。 |
上下でズーム・左右で回転 | コントロールスティックの上下左右にそれぞれ異なる操作を割り当てられます。 ·上に倒したときはキャンバスが拡大し、下に倒したときはキャンバスが縮小します。 ·右に倒したときはキャンバスが時計回りに、左に倒したときはキャンバスが反時計回りに回転します。 [設定]をタップすると、[キャンバス操作の設定]ダイアログが開きます。[ズーム量]と[回転量]を設定できます。[速度を固定する]をオンにすると、一定の速度でキャンバスが拡大縮小、または回転します。 |
ブラシ | コントロールスティックでブラシサイズを変更できます。 上か右に倒したときは、ブラシサイズが大きくなります。下か左に倒したときは、ブラシサイズが小さくなります。 |
タイムライン | [タイムライン]パレットのフレームを移動できます。 上か右に倒したときは、[タイムライン]パレットのフレームが進みます。下か左に倒したときは、[タイムライン]パレットのフレームが戻ります。 |
平行線定規 | 平行線定規選択中に、コントロールスティックを回転すると、キャンバス上の平行線定規を回転できます。 |
②ボタン
AボタンからEボタンには、次の操作を割り当てられます。プルダウンメニューから設定したい機能を選択すると、関連するダイアログが表示され、割り当てる機能を選択できます。ダイアログは[設定]をタップしても表示できます。
無効 | ボタンに機能を割り当てません。 |
メニューコマンドを実行 | ボタンを押すと、メニューコマンドを実行できます。[メニューコマンドを実行の設定]ダイアログから、メニューコマンドを選択して、ボタンに割り当てます。 |
オプションコマンドを実行 | キャンバス・[ツールプロパティ]パレット・[ブラシサイズ]パレット・[サブツール]パレット・[レイヤープロパティ]パレット・描画色に関する補助操作を実行できます。[オプションコマンドを実行の設定]ダイアログから、操作を選択して、ボタンに割り当てます。 |
ツールを変更 | ボタンを押している間だけ、ツール・サブツールを一時的に切り替えられます。[ツールを変更の設定]ダイアログから、操作を選択して、ボタンに割り当てます。 |
修飾キーを割り当て | 修飾キー([Ctrl]・[Shift]・[Alt]・[Space])を割り当てられます。[修飾キーを割り当ての設定]ダイアログから、割り当てる修飾キーを選択できます。複数のキーを選択すると、キーを同時に押したときと同様の操作を行えます。 |
C.ニュートラル位置の許容誤差
コントロールスティックが真ん中の位置のときの感度を調整できます。操作中にキャンバスのスクロールがぶれる、何もしていないときにキャンバスがスクロールするなどの問題が発生した場合、値を調整すると、改善することがあります。
クイックメニュー設定
[クイックメニュー設定]ダイアログを使用して、CLIP STUDIO PAINTのメニューコマンドを、Tab-Mate Controllerの『クイックメニュー』に割り当てられます。
·Windowsの場合は、[ファイル]メニュー→[Tab-Mate Controller]→[クイックメニュー設定]を選択します。
·macOSの場合は、[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[Tab-Mate Controller]→[クイックメニュー設定]を選択します。
クイックメニュー設定ダイアログ
①アイテム数
割り当てるメニュー項目の数を[8方向]と[4方向]から選択できます。
②プレビュー表示
コントロールスティックに割り当てられている、メニュー項目がプレビュー表示されます。
③機能設定
クイックメニューのルートメニューと子メニューに機能を割り当てられます。
ルートメニューはクイックメニューを表示したときのメニューです。子メニューは、ルートメニューの方向にコントロールスティックを倒し続けたときに、表示される項目です。プルダウンメニューの左側にあるアイコンをタップすると、子メニューを設定できるようになります。
ルートメニューと子メニューともに次の項目を設定できます。
無効 | クイックメニューに機能を割り当てません。 |
メニューコマンドを実行 | クイックメニューからメニューコマンドを実行できます。[設定]をタップして表示される[メニューコマンドを実行の設定]ダイアログから、メニューコマンドを選択して、クイックメニューに割り当てます。 |
クイックメニュー
クイックメニューを使用すると、Tab-Mate Controllerのコントロールスティックを使用して、メニューコマンドを実行できます。
メモ | Tab-Mate Controllerのボタンの配置については、製品のパッケージを参照してください。 |
1Tab-Mate ControllerのAボタンを押します。クイックメニューを操作している間は、Aボタンを押し続けてください。
2コントロールスティックを倒して、モニターに[クイックメニュー]を表示します。
3[クイックメニュー]から実行したいメニューコマンドの方向にコントロールスティックを倒します。
子メニューが設定されている項目の場合は、子メニューが表示されます。再度、実行したいメニューコマンドの方向にコントロールスティックを倒します。元のルートメニューに戻す場合はコントロールスティックをニュートラルに戻します。
4Tab-Mate ControllerのAボタンを離します。
ボタンを離すと同時にメニューコマンドが実行されます。