テキストを編集する

CLIP STUDIO PAINTで入力した入力したテキストにルビを付けられます。また文字にフチを付けたり、色を変えたり、フォントサイズを変えたりできます。

テキストの編集と再入力

[ツール]パレットから[テキスト]ツールを選択します。

編集したいテキストの上で、タップします。テキストにキャレットが表示されたら、文字の追加入力や削除を行えます。

また、特定の文字を選択すると、その部分だけ[ツールプロパティ]パレットで設定を行えます。

テキストの色を変更する

[ツール]パレットから[テキスト]ツールを選択します。

編集したいテキストの上で、タップします。テキストにキャレットが表示されたら、色を変更したい文字をドラッグして選択します。

[カラーサークル]パレットや[カラーセット]パレットなどで、使用したい色を選択すると、テキストの色が切り替わります。

テキストの大きさや位置を変更する

[ツール]パレットから[操作]ツールを選択します。[サブツール]パレットから[オブジェクト]サブツールを選択して、キャンバスから編集したい文字をタップすると、ハンドルやガイド線が表示され、テキストを編集できます。

[テキスト]ツールを選択しても、ハンドルやガイド線を使用した変形を行えます。

テキストの大きさを変更する

テキストのハンドルをドラッグすると、テキストを拡大・縮小できます。

·変形中に[Alt]キーを押すと、枠の中心を基準にして拡大・縮小できます。

·変形中に[Shift]キーを押すと、縦横比を固定して拡大・縮小できます。

テキストの拡大・縮小ができない場合

[ツールプロパティ]パレットや[サブツール詳細]パレットの設定を確認してください。次の場合は、別の項目を選択してください。

·[フレームで折り返す]がオンになっている。

·[変形方法]が[回転]か[平行ゆがみ]になっている。

テキストを移動する

テキストのガイド線の内側にマウスカーソルを合わせてドラッグすると、テキストの位置を移動できます。

·[テキスト]ツールを選択している場合は、ガイド線にマウスカーソルを合わせます。

·[Shift]キーを押しながらドラッグすると、45°刻みに移動できます。

テキストを回転する

テキストの回転コントローラーをドラッグすると、テキストを回転できます。[Shift]キーを押しながらドラッグすると、45°刻みに回転できます。

テキストの回転ができない場合

[ツールプロパティ]パレットや[サブツール詳細]パレットの[変形方法]が[拡大・縮小]に設定されている場合は、別の項目に設定してください。

テキストを変形する

[ツールプロパティ]パレットの[変形方法]から[平行ゆがみ]を選択し、テキストのハンドルをドラッグすると、テキスト全体を変形できます。

テキストを変形すると、変形した内容に応じて、[サブツール詳細]パレットの[サイズ]や[行間]などの項目が変更されます。

テキストを反転する

ガイド線中央にあるハンドルをドラッグすると、テキストを反転表示できます。

テキストの反転ができない場合

[ツールプロパティ]パレットや[サブツール詳細]パレットの[変形方法]を[拡大・縮小]か[拡大・縮小・回転]に設定してください。

テキストを円に沿って入力する

テキストを選択し、[ツールプロパティ]パレットの[円形配置]をオンにすると、円に沿ったテキストに変更できます。オフにすると元に戻ります。

円とテキストを囲むように表示されたハンドルをドラッグすると、円の大きさを変更できます。

テキストの配置位置は、円の周囲のハンドルで調整できます。

①テキストの起点

ドラッグすると、テキストの起点を調整でき、テキストを表示できる範囲を変更できます。

②テキストの表示範囲の中点

円に沿ってドラッグすると、起点と終点を含めたテキスト全体の位置を変更できます。円の内側にドラッグすると反時計回り、円の外側にドラッグすると時計回りに[配置方向]を変更できます。

③テキストの終点

ドラッグすると、テキストの終点を調整でき、テキストを表示できる範囲を変更できます。

テキストにフチを付ける【PRO/EX】

[テキスト]ツールを選択して、キャンバスから編集したいテキストをタップします。テキストランチャーのサブツール詳細をタップし、[サブツール詳細]パレットを表示します。

[サブツール詳細]パレットの[テキスト]カテゴリを選択します。[フチ]でフチの太さを設定したら、[フチの色]のカラー表示部をタップし、[色の設定]ダイアログからフチの色を選択します。

ルビを付ける【PRO/EX】

[テキスト]ツールを選択して、キャンバスから編集したいテキストをタップします。テキストにキャレットが表示されたら、ルビを付けたい文字をドラッグして選択します。

テキストランチャーのサブツール詳細をタップし、[サブツール詳細]パレットを表示します。

[サブツール詳細]パレットの[ルビ]カテゴリを選択し、[ルビ設定]をタップします。ポップアップが表示されたら、[ルビ文字列]にルビを入力します。キャンバスをタップして、ルビを確定します。

タブレットの場合は、スクリーンキーボードでテキスト入力を確定すると同時に、ルビが確定されます。

ルビを削除する

[テキスト]ツールでルビを付けた文字を選択して、ルビを付けるときと同様の操作を行います。[サブツール詳細]パレットの[ルビ設定]からポップアップを表示して、[削除]をタップします。

[ルビ文字列]内に入力したルビを削除して、キャンバスをタップしても、ルビを削除できます。

外字や記号を入力する【PRO/EX】

[テキスト]ツールでテキスト入力中に、[ツールプロパティ]パレットの[文字一覧]をタップすると、文字一覧から外字や記号を選択できます。入力したい外字や記号をタップすると、タップした文字がキャンバスに入力されます。

英数字や記号を縦方向に入力する

英数字や記号などの半角文字を縦書き入力すると、横方向にテキストが入力されます。2文字以内の半角英数字の場合は、縦中横として縦方向にテキストが入力されます。

すべて縦方向にしたい場合は、全角文字にすると、縦方向にテキストを入力できます。

縦中横の文字数を増やしたい場合は、[サブツール詳細]パレットの[テキスト]カテゴリの[自動縦中横]を設定してください。

複数テキストをまとめて編集する

[テキスト]ツールや[オブジェクト]サブツールを使用して複数のテキストを選択すると、[ツールプロパティ]パレットや[サブツール詳細]パレットで設定を行ったり、まとめて変形したりできます。

次の方法で複数テキストを選択できます。

·[テキスト]ツールや[オブジェクト]サブツールで、[Shift]キーを押しながら編集したいテキストをタップして選択します。

·[テキスト]ツールの[ツールプロパティ]パレットの[ドラッグ]を[テキスト選択]に設定し、テキストを囲むようにドラッグします。

テキストの周囲のハンドルや回転コントローラーをドラッグすると、選択したテキスト全体の位置や角度を変更できます。

[テキスト]ツールで選択している場合は、[ツールプロパティ]パレットの[設定対象]を[選択中]に設定します。

[ツールプロパティ]パレットや[サブツール詳細]パレットで設定を行います。ここでは[フォント]を設定しています。

テキストに設定が反映されます。[ツールプロパティ]パレットで設定したフォントに変更されました。